このシリーズでは、見た目も中身も一層輝く素敵な女性になれるような「おうちワイン術」を紹介していきます。
シリーズ第8回目は、ロゼワインでおうち女子会をより一層華やかに演出する「おうちワイン術」。ピンク色のロゼワインは、その場にあるだけで華やかなオーラを放ちますよね。
とはいえ、ひとくちにロゼワインと言っても、そのタイプは実に様々です。そこで、この記事では、女子会のシーンやメンバーのタイプ別に、どんなロゼワインを用意すると良いかを解説しています。あなたのおうちでワイン女子会を開催する際は、ぜひ参考にしてください。
目次
おうち女子会にロゼワインがいいのはどうして?
おうちで女子会を開くときに用意するワインには、ロゼワインがおすすめです。
ロゼワインが女子会におすすめな理由は、見た目が華やかで、写真に撮った時にSNS映えするというのもありますが、それだけではありません。
基本的にロゼワインは白ワインと赤ワインの両方の要素を持ち合わせており、前菜からメインまで幅広い料理に合うという性質があります。おそらく女子会では持ち寄りにしろ、主催者がひとりで用意するにしろ、数多くの料理が食卓に並ぶことになるでしょう。そのような状況で、ロゼワインはあらゆる料理に寄り添ってくれる優れものなのです。
また、ロゼワインには辛口のものだけでなく、アルコール度数が低めの甘口のものもあるため、メンバーの中にワイン初心者の人や、あまりお酒が強くない人がいても安心です。
見た目もよければ、機能面でも優れている…そんなロゼワインを使わない手はありません!
乾杯にピッタリ!そしてメインまでOKなロゼの泡
女子会の乾杯は、やはりスパークリングワインが定番なのではないでしょうか?もちろん白のスパークリングワインで乾杯し、その後にロゼワインを飲む、というのもいいでしょう。
それでも、少人数の女子会であったり、それほどお酒に強いメンバーではなかったり、ランチタイムの女子会であるなどの状況においては、そう何本も空けられるものではありません。
そんな時は、ロゼのスパークリングワインを1本用意するといいでしょう。乾杯にもピッタリで、その後もメイン料理に至るまで合わせやすいという万能選手だからです。
サーブするときは、フルート型のグラスがベスト。フルート型のグラスは液面の空気に触れる面積が小さいため、泡が持続しやすいというメリットがあります。そのため、ついおしゃべりに夢中になって、ワインを飲む手が止まってしまっても安心です。
お祝いにはロゼのシャンパーニュも!
メンバーの結婚祝いや誕生日など、お祝いごとがあるならロゼのシャンパーニュもおすすめです。
ちなみにシャンパーニュとは、フランスのシャンパーニュ地方で瓶内二次発酵という製法で造られているスパークリングワインのことを指しています。お値段は少々張りますが、ブランド力の高さにおいては右に出るものがありません。
ただし、結婚祝いの場合、商品名に”Veuve(ヴーヴ)”という言葉が入っているものは避けた方がベター。というのも、”Veuve(ヴーヴ)”とはフランス語で「未亡人」を意味する言葉だからです。お祝いされる側も気づかない可能性が高いですが、注意しておくに越したことはないでしょう。
ワイン初心者には甘口ロゼを用意!
女子会に集まるメンバーにワインをあまり飲み慣れていない人がいる場合、そのような人でも飲みやすい甘口のロゼワインを用意しておくといいでしょう。
その一方で、普段から辛口ワインを好んで召し上がるような人がいる場合は、他に辛口のものも用意しておくと間違いありません。
甘口のロゼのおすすめ:ロゼ・ダンジュー
ロゼ・ダンジューとは、フランスのロワール地方のアンジュー地区で造られるロゼワインです。ブドウ品種はこの地方の固有品種であるグロローという品種を主体として造られます。
サーモンピンクの色調に、ベリーやサクラのようなアロマ、上品な甘みのあるフルーティーな味わいで、ワインを飲み慣れてない方にも受け入れられやすいでしょう。
また、甘みのなかにも適度な酸味を兼ね備えており、爽やかな後味が残るため、食事との相性も良好です。
ワイン経験値高めな女子会におすすめのロゼは?
もし女子会に集まるメンバーが、ワインを日頃から召し上がるようなワイン経験値高めの人達であれば、辛口のロゼの方が好まれるでしょう。
辛口にもさまざまなタイプがありますが、ここでは具体的に2つの産地のロゼをご紹介します。
ワイン中級者以上におすすめ:プロヴァンス・ロゼ
フランスの一大リゾート地、プロヴァンス地方で造られるプロヴァンス・ロゼ。
直接圧搾法といって、赤ワイン用のブドウを使って白ワインと同様の製法で造る製法で造られることから、淡いピンク色に、白ワインにも似たスッキリとした辛口の味わいに仕上がります。
爽やかな飲み口のため、庭やテラス、バルコニーなどの屋外で女子会を開催するときにもオススメです。
ワイン上級者におすすめ:タヴェル・ロゼ
フランスのローヌ地方のタヴェル地区で生産されるタヴェル・ロゼ。
濃いめのサーモンピンク色で、ロゼワインのなかでは骨太で重厚感があり、目を閉じて飲んだら赤ワインとも間違えそうな味わいです。
日本ではあまりメジャーではありませんが、フランスでは高い人気を誇っており、ルイ14世やヘミングウェイなどの著名人をはじめ、多くの食通を虜にしてきたロゼワインです。
タヴェル・ロゼを用意すれば、きっとワイン通な彼女たちも満足してくれるでしょう!
まとめ
女子会のシチュエーションや集まるメンバーのタイプ別に、おすすめのロゼワインをご紹介しました。
ここでも見てきたように、ひとくちに「女子会」といっても、単純な集まりなのか、それとも誕生日や結婚のお祝いなのか、どんな人たちが集まるのかなど、実は千差万別なのです。
そのため、もしあなたが女子会の主催者になるなら、この記事を参考にしていただきながら、そのシチュエーションやメンバーにピッタリの1本をチョイスして、女子会を一層華やかに盛り上げてくださいね♪
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