このシリーズでは、見た目も中身も一層輝く素敵な女性になれるような「おうちワイン術」を紹介していきます。シリーズ第一回目は、ちょっといいことがあった時のハッピーな気持ちを倍増させる「おうちワイン術」。ハッピーな気持ちから自然と笑顔になり、人に優しくなれる…。そんな内面からキラキラ輝く素敵な女性を目指してみませんか?

ワインはハッピーな気分を倍にしてくれる飲み物!?

アクティブに頑張る貴方の日常には、さまざまな「ちょっといいこと」があるのではないでしょうか?

仕事に関することでは、「新規契約がとれた」、「売り上げ目標を達成した」、「納期に間に合った」、「上司にほめられた」、「お客様から感謝の手紙が届いた」、「自分のアイディアが採用された」等々。もちろん仕事以外でも、恋人や家族、友人たちとの関係において、さまざまな「ちょっといいこと」があるのではないかと思います。

今回のテーマは、あくまでも日常生活における「ちょっといいこと」で、例えば「憧れのポストに昇進した」とか、「素敵な恋人ができた」というような「とってもいいこと」とは違います。けれども、上手におうちワインをすることで、「ちょっといいこと」があったときのハッピーな気持ちを、「とってもいいこと」があったときのような気持ちまで倍増させることができるのです。

それでは、さっそく具体的な方法を見ていきましょう。

「ちょっといいこと」があった当日がベストタイミング

適度にワインを飲むと、短絡的には理性が低下するものの、その一方で本能や感情が解放されると言われます。そのため、できれば「ちょっといいこと」の印象がもっとも強い、その出来事があった当日にワインを飲むのがベストです。

もし当日に何らかの事情があってワインを飲むことができないのであれば、翌日や翌々日など、できるだけ時間を置かずにワインを飲んでみてください。

もし時間が経ってしまうと、「ちょっといいこと」によって芽生えたハッピーな気持ちも、他の出来事で生じるさまざまな感情に埋もれていってしまいます。

できるだけハッピーな気持ちの鮮度の良い状態で、ワインの力を借りてみてください。理性が働いている状態では、「上司にほめられた。けど、単純に上司の機嫌がよかっただけかも。」というように、裏読みをし過ぎて自分で自分のハッピーな気持ち蓋をしてまった、という経験があるのではないでしょうか?もちろん物事をさまざまな角度からとらえるというのは、ある意味では大事なことかもしれません。その一方で、「ちょっといいこと」によって芽生えたハッピーな気持ちを、あるがままに受け容れるというのも、キラキラ女子にはとっても大切なこと。おうちワインは、その手助けをしてくれる心強いパートナーなのです

ワインは等身大でOK、自分の好みやその日の料理に合いそうなものを

「ちょっといいこと」があったときに飲むワインは、あくまであまり気兼ねすることなく買える範囲の、いわゆる等身大のワインでOKです。

もし自分の好みの味わいや産地、ブドウ品種などがわかっていれば、好みに合いそうなものを、もしその日の夕飯のメニューが決まっているのであれば、それに合いそうなものを選ぶといいでしょう。

ワインを選び慣れていない方でも大丈夫です。最近ではワインの味わいや合う料理などを事細かに記載している小売店も増えてきています。もし詳しそうな店員さんがいれば、相談してみてもいいでしょう。

自分が心からおいしい、と思えるワインや食事とのペアリングを味わった方が、ハッピーな気持ちも膨らみます。また、自分の好みに合いそうな1本を探している瞬間というのも、宝探しをしているときのようなワクワク感があり、実は結構幸せな時間であったりもするのです。

「ちょっといいこと」を思い出しながらワインを飲んで

おうちに帰ってワインを飲むときは、ぜひその日の「ちょっといいこと」を思い出しながら飲んでみてください。ひとりならその出来事に思いっきり浸って、誰かと一緒ならその出来事の話をしながら、難しいことは考えず、ワインの香りや味わいを楽しむだけでOKです。そうすれば、ひとくち、またひとくち含むごとに、幸せな気持ちに包まれてゆきます。

アクティブな貴方なら、仕事が終わったあとも、おうちで家事や勉強、運動、美容など、さまざまなことをこなしているのではないでしょうか?ですが、ワインを楽しむひとときは、あらゆることから自分自身を解放し、存分に「ちょっといいこと」に浸ってみてください。そうすれば、ワインを飲み込んだ後にもその味わいが余韻となって続くように、心の中でも幸せ気分の余韻が続いてゆくでしょう

どんなに美味しくても、ほどほどでガマン

ハッピーな気持ちを高めるには、飲む量にも注意したいところ。グラスに軽く1~2杯、ほろ酔いくらいにとどめておくのがベストです。ほろ酔いで適度にリラックスした状態が、もっともハッピーな気分でいられます。

ワインがおいしいと、ついつい飲み過ぎてしまうこともあるかもしれません。ですが、翌朝起きたときに頭痛が…などということがあったら、せっかくのハッピーな気分も台無しです。また、美容面や健康面でも、あらゆるトラブルを引き起こしかねません。

飲み過ぎを防ぐためには、自分の中で「ワイングラスに2杯まで」というように「マイルール」を定めておくのもひとつの手。また、ワインを飲んでいる最中もしくは飲んだ後、適度に水分を補給するのも効果的です。

キラキラを引き出す秘訣は「ワインの記録」にあり!?

ワインを飲んだ後は、できる限りそのワインについて記録するようにしましょう。ノートや手帳に記録するのでも、SNSなどを活用して記録するのでも構いません。記録するツールを自分で決めて一本化すると、見返したときにわかりやすく、より効果的です。

記録するときは、ワインの銘柄や香り、味わいのほか、ブドウ品種や産地、生産者、ヴィンテージ、買ったお店、価格なども分かる範囲で記入していきます。もちろん、ソムリエのテイスティングコメントのような本格的なものでなくて大丈夫です。「グレープフルーツのような香り」とか「フルーティーで爽やかな味」とか、はたまた「おいしい」だけでも、あくまで自分の言葉で記入してみましょう。そして、その日にあった「ちょっといいこと」も書き加えておくと、後で記録を見返すたびに、「あぁ、この日こんなことがあったんだな」と、ワインの香りや味わいとともに、そのときのハッピーな気持ちがいつでも呼び起こせるようになります。

また、記録するためにそのワインについて調べる過程で、自然とワインの知識も身に付いていきます。すると、ワインに詳しい人がたくさん集まるようなワイン会などでも、自分の好きなワインや産地、ブドウ品種、生産者などが語れるようになり、堂々と渡り歩けるようになるのです。もちろん、次にワインを買うときの参考にもなるでしょう。 このように、ワインの記録をするということは、あらゆる面でいいことづくめなのです。

まとめ

「ちょっといいこと」があったときに、ハッピーな気持ちを倍増させるおうちワイン術を紹介しました。

ぜひここで紹介したおうちワイン術を実践していただき、いつもハッピーな気分でキラキラ輝き、周りの人をもハッピーにしてしまう、そんなステキな女性を目指してみてはいかがでしょうか?