五感を使ったワインの旅。今回は東欧スロヴェニアを訪ねます。

スロヴェニアは、西にイタリア、北にオーストリアと隣接した東欧の小国です。ワインの歴史は古く2400年に遡ります。手付かずの自然が残る恵まれた土壌で造られるワインは非常に上質で一度飲むとはまってしまいます。

スロヴェニアでは、52種類の品種が栽培されており、白ワインがメインとなります。シャルドネやピノ・グリといった世界的に有名な品種も上質ですが、スロヴェニアならではの土着品種である、マルヴァジアやフルミントという品種もおすすめです。

スロヴェニアには、昔からの伝統の人の手を介入しない自然派ワインの生産者も多くみられます。ナチュラルで飲み疲れない上に、コクがありボリュームのあるワインは絶品です。

スロヴェニアのおすすめ観光地は、ブレッド湖です。アルプスの鐘と称えられるその透き通った美しい姿は一見の価値があります。

また、ブレッド湖のご当地スイーツとして有名な、クレームシュニテもおすすめです。カスタードと生クリームをたっぷりとパイ生地で挟んだ四角くて、サクッとしたカリカリのシュークリームに似た味わいです。

ブレッド湖をイメージしながらスロヴェニアワインを五感で味わい日本の暑い夏からエスケープしたひと時をお過ごし下さい。