こんにちは!
当コラムでは、ワインの原材料として使用されているぶどうの品種についてご紹介していきます!

本日は、草原のような爽やかさが魅力の白ブドウ品種「ソーヴィニヨン・ブラン」について説明していきます。

ソーヴィニヨン・ブランは、フランスのボルドー地方やロワール地方にルーツを持つ白ブドウ品種で、現在はニュージーランドのマールボロや南アフリカ、チリ、カリフォルニアなど、世界中で広く栽培されています。

もっとも注目すべきはその香りで、完熟させたソーヴィニヨン・ブランからは、グレープフルーツやパッションフルーツなど、心地よい柑橘系の香りがあります。
また、涼しい地域で栽培されたソーヴィニヨン・ブランの場合は、青っぽい香りに関与する化学物質が要因となり、ハーブのような香りを持つこともあります。

ソーヴィニヨン・ブランは、シャープな酸を生かしたフレッシュな味わいに仕上げられることが多いほか、飲み口が軽く爽快感もあるため、特に夏場に好んで飲まれます。
また、グレープフルーツやパッションフルーツなどの風味を生かすよう生産されることも多く、タイプによってはほろ苦さを感じることもあります。

ソーヴィニヨン・ブランに合う料理としておすすめなのは、青さを感じさせる野菜などやさっぱりとしたシーフードなどです。柑橘やハーブを添えればさらに相性バツグンです

ソーヴィニヨン・ブランはこれからの季節にぴったりの品種なので、是非お好みの一本を見つけてみてくださいね♫