家でワインを飲む際はさほど気にする必要はありませんが、レストランなどでワインを注文する際は、守るべきマナーがいくつか存在します。

注文の仕方やテイスティングのマナーもありますが、今回は注文後の「ワインを飲む際の一般的なマナー」をご紹介します。

  • ワインを注いでもらう時はグラスを手に持たない

日本ではお酌の文化があるため、グラスを持ってしまう癖がある方が多いですが、ワインの場合は手を触れずテーブルに置いたままにしましょう。

  • 乾杯する時はグラスとグラスをぶつけない

ワインの乾杯は、グラスを胸くらいの高さに上げ、相手と目を合わせて「乾杯」としましょう。グラスをぶつけて音を立てるのはNGです。

  • ワイングラスの持ち方はシチュエーションに合わせる

日本では一般的に、グラスの細い脚の部分（ステム）を持つのが推奨されていますが、国際的にはグラスの膨らんでいる部分（ボウル）を持つのが一般的です。

どちらも間違いではないので同席する方に合わせたり、フォーマルなレストランや外国人の方が多いお店ではボウルを持つなど、上手に使い分けられるようにしましょう。

次回はマナーを心得た上での「ワインを飲む時の美しい所作」についてお届けします。