適量のワインは、心も体も心地よくしてくれるのは確かです。そして研究によれば、ワインは心臓や脳、筋肉にも良い影響を与えることが期待できるという結果も出ています。
ワインにはさまざまな成分が含まれていますが、その中でも赤ワインに豊富に含まれている「ポリフェノール」が健康に良いとされています。
ポリフェノールは赤ワイン200ml中に大体160〜600mgほど含まれていて、白ワインと比べると3〜5倍ほど多いです。
ポリフェノールには、心臓病の進行の一因とされる体内の炎症を治める効果や細胞の生成・活性化・分裂をサポートする効果、体内の酸化を予防・軽減する働きが期待できると言われています。
ここで「フレンチ・パラドックス」と呼ばれる有名な仮説をご紹介します。フランスでは、食事中にワインを飲むことが普通で、その消費量は1人あたり年間約67リットルにものぼります。それにも関わらず、フランス人は近隣国と比べると心臓病による死亡率が低いので、これにはポリフェノールの効果が関連しているという説が出ています。この仮説が「フレンチ・パラドックス」と言われています。
いくら健康に良いと言われているワインでも適量を超えて飲んでしまったら逆効果です。
飲みすぎには気をつけながら、ワインを楽しみましょう♪