みなさん、「ノンフィルターワイン」というのを聞いたことはありますか?
ワイン造りでもフィルターをかける工程があります。
ワインをフィルターにかける理由は、不純物やブドウのカスなどを取り除くためです。
一般的なワインのほとんどはフィルターをかけ、ワインの透明度を上げています。
しかし、自然派ワインや一部のオーガニックワインでは、フィルターをかけない「ノンフィルターワイン」にこだわるワイナリーが多いのです。
フィルターをかけるメリットは上記した通りですが、フィルターをかけないメリットは「ぶどうの滓(おり)を取り除かないことでワインの味わいに旨味を与えること」です。
フィルターをかけないと濁るのでは?と思われますが、あえて旨味を残した「濁りワイン」も今では人気です。
では不純物やカス等はそのまま残すのでしょうか? 口当たりが悪くなりそうですね。
「フィルターを使わずに不純物やカスを取り除く方法」
ワインを発酵させてからしばらくタンクに入れておきます。
すると、自然と滓や不純物、カス等が下にたまります。
その後、ワインの上澄みだけをそっと汲み上げ、樽や熟成タンクに移して熟成させます。
こうすることで、フィルターを使わずに不純物やカスを取り除けるのです。
自然派ワインやオーガニックワインに感じる旨味はこの様な手間暇かけた工夫から生まれていると知ると、ワインが一層美味しく感じますね!
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