「少量のワインは健康に良い」とよく耳にしますが、果たして実際どのように良い効果をもたらすのでしょうか。

本日は、イスラエルで糖尿病の患者を対象に行われた2年間にわたる研究をご紹介します!

この研究は、糖尿病を抱えていて、研究のスタート時点では既にお酒をやめていた約200人を対象に行われました。
対象者は、全員が地中海食という食事療法を受けるとともに、ランダムにグループに分けられ、夕食のときに150mlの赤ワインを飲むグループ、白ワインを飲むグループ、ミネラルウォーターを飲むグループとされ、2年間のワインの飲酒による健康への影響を調べられました。

その結果、ミネラルウォーターのグループに比べて、赤ワインのグループではコレステロールの数値に改善がみられました。また、赤ワインのグループと白ワインのグループでは、睡眠の質が改善し、肝臓の機能などの検査値に大きな違いはみられませんでした。

人種など体質によって影響の強さが違う可能性はありますが、今回のような適量のワインがもたらす健康効果はさまざまな研究で実証されれています。

自分に合った量を見極めて、日々ワインを楽しみましょう!