昔から赤ワインは認知症の改善効果があるとされていましたが、科学的な根拠は証明されていませんでした。

しかし、2010年に名古屋市立大大学院医学研究科が行なった研究によって、赤ワインを飲むと記憶力が向上することが証明されたのです!


同大学院の教授らは、赤ワインと白ワイン、そして赤ワインに含まれるポリフェノールの一種である「レスベラトロール」を3週間少量ずつ異なるマウスに飲ませ、記憶や学習にかかわる脳器官の変化を調べました。

すると、赤ワイン、レスベラトロールを飲んだマウスは神経細胞を活性化させる物質が通常の1.5倍に増え、神経細胞の再生や情報伝達スピードが向上しました。

一方、白ワインには効果はありませんでした。

迷路を解かせる訓練でも、赤ワインを飲んだマウスの所要時間は白ワインを飲んだマウスの約半分ほど。学習能力も向上していたそうです!

このことから、赤ワインに含まれる「レスベラトロール」は脳の認知機能を向上させ、認知症の予防や改善につながる成果がある分かり、現在その効果に注目が集まっています。

ワインは適量さえ守れば様々な健康効果が期待できます!

自分の体調と相談しつつ日々ワインを楽しみましょう!