おうちで楽しむ世界の味。今回はフランスのアルザス地方の郷土料理とワインをご紹介します。
フランス北東部に位置し、ライン川を挟んでドイツと国境を接するアルザス地方。鉄鉱石や石炭などを生み出す鉱山があることから、たびたびフランスとドイツの二国間でその領有権が争われてきました。そのような歴史的背景から、ドイツの文化の影響を色濃く受けて、独自の文化を形成している地方です。
そんなアルザス地方の郷土料理に、三大珍味のひとつでもある「フォアグラ」があります。肥大化させたガチョウの肝臓をいただく「フォアグラ」。なかなか家で調理する機会はないかもしれませんが、テリーヌやパテなどに加工された缶詰などを利用すれば手軽に楽しめます。
その「フォアグラ」に合わせたいワインが、アルザス地方で栽培が盛んなゲヴェルツトラミネールというブドウ品種から造られた甘口の白ワインです。ゲヴェルツトラミネールには辛口のワインもありますが、「フォアグラ」に合わせるなら遅摘みしたブドウから造られる甘口のタイプがおすすめ。トロピカルフルーツや白いバラのような芳醇なアロマ、白コショウのようなスパイスのニュアンス、ハチミツを思わせる濃密な甘みが特徴で、フォアグラの濃厚な旨味にマッチします。
フォアグラ×アルザスのゲヴェルツトラミネールの甘口白ワイン
おうちにいながら、フランスのアルザス地方の魅力が存分に味わえるペアリングです。
ぜひ試してみてくださいね♪
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