農薬不使用、化学肥料不使用で環境にいい自然派ワイン。

「なんだかいいのはわかったけど、実際味はどうなの?」

「いくら良くても美味しくなくちゃね、」

フランスの自然派ワインを求めて40以上のワイナリーを巡ってきた私がお伝えしたい「自然派ワインの味わいの特徴」を見て見ましょう。

1)優しい旨味
自然派ワインを飲むと、「旨味」を感じることが多いです。
どんな感じかというと、だしが入っている味噌汁と、だしが入っていない味噌汁の違いでしょうか。
ワインは添加物が少ないほどブドウ本来の旨味やこくが出て、まるでだしが入っている様な旨味を感じます。

2)時間と共に味わいが良い変化をする
「自然派ワインは添加物が少ない分すぐ味が悪くなるんじゃない?」
と良く言われるので、自然派ワインを開けてから何日美味しく飲めるかよく試しますが、「添加物が少ないワインの方が長く美味しさが続く」という結果にたどり着きました。

私が好きなロワール地方の作り手の自然派ワインは開けてから一週間以上美味しく飲めて、スパークリングも1週間以上しっかり泡がありました。

自然派の作り手は口を揃えて「添加物が少ないからこそブドウや天然酵母が生きていて、その力があるから抜栓後日が経っても美味しく飲めるんだ」と言います。

世界中で増えている自然派ワインの人気、その美味しさに人気の秘訣があるのではないでしょうか?