ブドウ品種ごとの個性を知るとワインはもっと楽しくなる!!!
今回の第4回zoomワイン会では、【温度について】と【葡萄品種について】をお届けいたします。
温度でワインの味は変わるの??
ビックリするほど変わります!!!
種類ごとの適温
一般的には
スパークリング⇨4〜8℃
白ワイン⇨6〜9℃
赤ワイン⇨12〜16℃
ロゼ⇨10〜12℃
冷やしたワインを徐々に温度を上げながら飲むと変化に気づきやすく、ワインを楽しめます!
温度変化で味わえる味のの違いは、ワインを楽しむ醍醐味の一つともいえるでしょう!
ブドウ品種を擬人化してみた!!
シャルドネ
白ワインの中では一番王道。
様々な土地や環境で作られ、品種としての個性を掴むのが実は一番難しい。
相手に染められやすい
純白無垢の女の子
※国や環境によって特徴が違うので、味わいの違いを見つけるのも難しい品種でもあります。
リースリング
冷涼な地域、フランス/アルザスやドイツなどで主に栽培される。
甘口を作ったり、辛口を作ったりするブドウ。
ギャップが大きいしかし、それがいい
ツンデレ女子
ソーヴィニヨンブラン
フランスのロワール発祥といわれている。
主にフランスとNZが名産地。
グレープフルーツの香りやハーブの香りを特徴とする。
清涼感がすごい!!
草原をかけるクールビューティー
ピノ・ノワール
世界一高級なワイン
ロマネ・コンティもピノノワールによって作られます。
その魅力はなんと言っても【華やかさ】
あまりに華やかなワイン界の女王様
カベルネ・ソーヴィニヨン
世界中で最も生産されている赤ブドウ品種。
「渋味」「酸味」「甘味」
「香り」すべての要素が主張してくる。
すべての要素を兼ね備えた絶対王者
メルロー
味わいのバランスが取れた品種。丸みがあり、力強く、渋みは滑らかで酸味も少ないです。
派手さはないが育ちのよい白金の奥様
ご質問について
【ブルーチーズに合うワインは?】
こちら バロン フィリップ ド ロスチャイルド ムートン カデ レゼルヴ ソーテルヌ デミ 375ml の特徴はトロッとしたハチミツのような甘さのあるワイン。チーズの塩っけに対してハチミツをかけるようなイメージで甘いお酒を合わせて上げる。中和のペアリングでマリアージュを楽しんでみてください。
こちら トゥルッリ ルカーレ プリミティーヴォ プーリア アパッシメント の特徴はブドウを陰干しして、凝縮感を高めた濃厚樽熟赤ワイン。凝縮した果実味と濃厚な甘味がブルーチーズに合うはずです。
ちなみにプリミティーヴォは…
イタリアでは「プリミティーヴォ」と呼ばれるようになり、また別のルートでアメリカ合衆国に移入されたものが後に「ジンファンデル」と呼ばれるようになったと考えられている。
【パンに合わせるワインは?】
焼けたパンwithバターに合わせるには→シャルドネ
こちらの ブレッド&バター シャルドネ カリフォルニア の特徴は名前からしてパンとバター!!暖かい地域で育ち樽で熟成をかけたシャルドネはコクのあるバター感があります!
香ばしいパンにはバター感のあるワインを温度を上げて合わせて上げると非常に合います!
主にカリフォルニアの樽で熟成をかけたシャルドネがおすすめです!
–シャルドネの特徴
樽でしっかりと熟成をかけられたシャルドネは香ばしい樽の香りとバター感が出てきます。
オススメはカリフォルニアのシャルドネ。
温度を赤ワインと同じくらい14〜16度くらいまで上げて飲むと舌の上でジュワーと広がるバター感を感じやすくなります。
レーズンなどの入っているパンに合わせるには→ マスカット(モスカテル)やゲビュルツトラミネール
こちら ゲヴュルツトラミネール・コレクション カーヴ・ド・リボヴィレ 2017年 フランス アルザス 白ワインの特徴はアルザスで作られた中甘口のワインレーズンの持っている甘さと相性が良さそうです。
甘さを求める方はこちらのデザートワインがおすすめ!
合わせたいパンにレーズンが入ってることによってワインとの距離が近くなります。フルーティーで甘さのあるマスカット(モスカテル)やゲビュルツトラミネールなどの品種の白ワインで甘味を感じられると良さそうです!
- マスカット(モスカテル)特徴
特徴のあるアロマで、新鮮なぶどう、レーズン、レモン、ライチ、洋ナシ、ライムの花などを思わせます。しっかりとしたフレッシュな酸ももっています。甘口から辛口など幅広く使われています。 - ゲヴュルツトラミネール特徴
グラスに注いだときに、粘性が強めで、他の品種と比べて黄色味が強い品種です。
フランスのアルザス地方で作られた甘口ワインは熟したメロンやピーチ、ハチミチやコリアンダーのようなスパイスの香りがする傾向にあります。
チーズとかを使うパンに合わせるには→
チーズは口の中で油分として広がるので渋みのある赤ワインも合いそう。
しかし、サンドウィッチなどの他の野菜が使われるパンについてはスッキリな白を合わせます。
【(夏の)旬のフルーツに合わせるワインは?】
夏の果実は「酸味」がしっかりとしています。
夏はプレーンであったり、スイカパイナップル、夏蜜柑であったりと多くのフルーツが御座います。さっぱりとした味わいの中に酸味を持っているものが多いです!
そのため、ただ甘いお酒を合わせると
フルーツの「酸味」がより強く感じられるので
お酒の方にも「酸味」を多く含んだものが
適しています。
そこに合わせて楽しむには→
甲州やリースリング
甘いだけでなく酸味をもったデザートワインがおすすめ。甲州やリースリングなど、もともと酸味を多くもっている品種を使ったデザートワインを合わせてみてください。
•参加者質問
ももに合わせるには何がいいですか?
ももやメロンについては
酸味が少なく、口の中にコクのある甘みが広がるので、
この香りを同調させたり、あえて少し酸があるものをあわせてることでより一層メロンや桃などが甘く感じられるようになります。
そのフルーツをどう食べたいかでワインは調味料のように合わせ方が変わります。
いかがでしたでしょうか?
品種と温度を知るだけでもこんなにも楽しめるワインの世界少しは好きになっていただけましたか?
ホストの佐藤さんのお話しもわかりやすくzoomワイン会ではスライドショーと共に丁寧なわかりやすい言葉で私もファシリテーターという立場を忘れて楽しんでおりました♪
是非、これからもワイン会を企画してまいりますので、ご参加お待ちしております!!
次回は8月8日 ペアリング(マリアージュ)についてをお届けさせていただきます。
是非ご参加お待ちしております!!
ホスト紹介
佐藤浩平(27)
新卒で外食企業に就職し、1年目にソムリエ資格を取得。
ビストロ、バル、レストラン、レストランウェディングの婚礼キャプテンを経験。
現在、表参道にある住所非公開の会員制レストランで支配人として勤務。
ワインだけでなく日本酒も含めたペアリングに特化した店舗で技術を磨いています。
佐藤浩平Instagramアカウント
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